観戦記
(2016福岡JO~2017兵庫短水路)

福岡JO   大坪弘基

 この試合は 福岡県の西市民プールで開催されました。メインである九州カップの2週間前だったので、スピードも出てきて体調面ではいい状態でした。また、高校生の時か ら泳いでいるプールであったので程よい緊張感でレースに臨めたのではないかと思います。まず、個人の結果からですが200m個人メドレーでベストを出すこ とができました。2週間後の九州カップに向けて良いレースができたと同時に残りの期間でどこを修正すべきかが明確になったので良かったです。調子は良かっ たのですが1日目からかなりの雪が降っており、二日目の試合が中止となってしまったことが残念でした。二日目には200m平泳ぎにでて、インカレを切って 九州カップでは100m平泳ぎに出ようと考えていましたが天候は仕方ないので2週間後の九州カップでは200IM200Brを一日で4本泳ぐことになり、とてもきつかったのを覚えています。しかし、これもいい経験になったと思います。(笑)福岡JOの岡大のレースとしては同期の中尾が初めて50の自由形でもJAPANを突破してとても刺激になりました。このように同期の結果が自分にもチームにも影響するのでこれからも同期内、チーム内で刺激しあいながら練習、試合に臨みたいと思います。


九州カップ  岡田真衣

2016267日に西市民総合プールにて九州カップが行われました。冬のメインの大会であり、チームの雰囲気も良い状態でした。チームの結果としてはなんとベスト率40%超えで、目標のベスト率35%を達成しました。また、三年の中尾が大会新記録を連発し、17歳以上区分で男子優秀選手賞を獲得しました。各々良い緊張感を持ってレースに取り組めた結果だと思いました。冬のメインの大会としては成功と言え、夏へ向けて良いスタートを切ることができました。

個人的な結果を申しますと100m平泳ぎで自己ベストを更新し、109秒台を出すことができました。後にも先にも一度だけでしたが、本当に集中できたレースだったと感じています。再履修までして勉強した体育心理学のおかげでもあると思います。現役生で興味のある方はぜひ履修を。

自 分自身はもちろんうれしく、やっと泳ぎを変えた成果が出たと喜んでいたのですが、それよりも周りの人たちが私以上に喜んでくれたことが何よりの幸せでし た。今までの私を知ってくれているからこそ、私のいまの気持ちを汲んでもらえているのだと感じ、これからはもっと他人の頑張りを見ていけたらと強く思いま した。

山口室内  吉村健太

320日 にきらら記念プールにて山口室内選手権が行われました。例年通り前日まで同プールで合宿を行ってからのレースでした。この大会には、藤井拓郎選手や高安亮 選手など日本のトップレベルの選手たちも参加していました。この大会では7人の選手がベスト記録を更新し、2つの歴新が生まれました。

 合宿の疲れがたまっている中で多くの選手がタフなレースをこなしていました。行徳にいたっては、1500m自由形を含むトータル2100m泳いでいました。僕からしたら考えられない距離です。

個人では初の50m背泳ぎに挑戦しました。結果は15m超 過による失格となってしまいましたが、普段泳がないレースに出てみるのも楽しいなと感じました。しかし、スタートや失格をしてしまうあたりで素人感が出て しまい大学生として恥ずかしかったです。皆さんは慣れない種目に出場するとしても失格はしないように気を付けましょう。

 また50m自由形では長水路で初めての23秒 台を出すことができました。短水路よりもインカレ標準を狙えるのではないかと浅はかにも思ってしまいました。ターン動作を苦手としている分、長水路のほう で泳いだ方がスピードが出たのではないかなと思います。同じ距離のバタフライでもベストを更新することができ、初めてジャパンオープンの標準が見えてきま した。

日本選手権  内海壮一

 日本選手権と聞く と、「こんなところ自分に行けるわけがない。」と、幼い頃に地元のスイミングスクールのホワイトボードに張り出された日本選手権やジャパンオープンの標準 記録を見ながら毎回考えていたことをふと思い出します。実際にその頃のタイムから考えても、夢のまた夢のような存在で、高校生までの自分は手の届かない舞 台だとずっと思いながらただただ練習していました。その届かなかったはずの舞台で、自分もひとりの選手として戦えたのだと思うと、今でもびっくりするほど です。夢に見た景色は、今でも色濃く頭に残っています。

 3年生の愛媛秋季、100m自由形で4942の 自己ベストを更新し、この記録はその年の日本選手権の標準記録を突破していました。今年の日本選手権はオリンピック選考会も兼ねており、選手としてはもう 味わえないかもしれない試合に挑戦したい。その想いが通じたのか短水路での標準記録は上がらず、後にも先にもその記録だけが選手権への切符となりました。 届くはずなかった舞台、大学生になって先輩方の姿を見て自分も出たいと思った舞台、結局ずっと行けなかった舞台、行けると決まった瞬間は嬉しすぎてわくわ くが止まりませんでした。

 満を持して挑んだ選手権本番。先輩方からは独特の雰囲気だから飲まれるなよと言われていたのですが、会場入りしたら僕にとってはいつもの大きな大会とさほど変わらないように思え、ベストを尽くせば決勝に残れるのではないかとさらにレースが待ち遠しくなりました。100m自由形予選、1組目センターレーン、周りが高校生ばかりの中のスタート。この景色はたぶん一生忘れないと思います。結果はベストを更新できず27位。調子がよかっただけに、やはり一筋縄ではいかないなと現実を突きつけられた気分でした。本当に悔しかったです。その中、後輩たちの結果は良好。純粋に自分と比べてしまって羨ましかったです。そんな自分をよそに、駿一は50m自由形で決勝進出、7位 という結果に僕はすごく勇気と感動をもらいました。もちろん岡大に入ってくれた1年生の淳哉の頑張っている姿にも。誇らしくて、なのに自分は情けなくて、 「もっと頑張らないと。」と奮い立たされたのも駿一、淳哉のおかげです。ありがとう。本当に忘れられない初めての日本選手権になりました。

 ここまでの道のりの途中、たっくさんの方々に支えられてきました。家族は言わずもがな、一緒に練習して励ましてくれた水泳部のみんな、入学してお世話になってばかりの先輩方、出場選手へのご支援だけでなく様々な形で応援してくださったOBOGの 皆様、僕をここへ導いてくれた田中先生、ありがとうございました。そして何より、出発の時に見送りに来てくれてずっと一緒に頑張ってきた同期たち。すごく 嬉しかった。支えてくれて本当にありがとう。結果は残せませんでしたが、みなさんへの感謝であふれる大会でした。この舞台でひとりでも多くの部員に戦って ほしい、味わってほしい、そう思います。簡単なことではないと思いますが、諦めなければ可能性は絶対あります。これからの岡大水泳部の躍進に期待していま す。頑張る後輩たちを今度は僕が支えていきたい。みんな頑張って!!

高知県春季  南景子

 岡山大学からの参 加選手は7名のみでした。少数ではありますが、その分のびのびと各自が個人のレースに集中でき、とても良い環境だったように思います。27の男の子コンビ が絶好調でまわりにもすごくいい影響をもたらしてくれました。個人的にはインカレ標準記録突破を目標に出場した試合だったので、かなり緊張はしていました が試合前から多くの人に連絡をもらいいいモチベーションのままレースに臨むことができました。結果こそ思うところには少し届きませんでしたが、自分の中で は納得のいくレースができたように思います。高知県の大会には他県の大学生にもかかわらず、いつも快く出場させていただけて本当に感謝しています。四年間 で一番タイムが良かった試合も高知県での大会でしたし、私の中では特に思い入れの強いプールでもありました。私自身、ここのプールで泳ぐのもこの試合で最 後になってしまいましたが、今後も高知県と岡山大学のつながりが続いていってほしいと思います。

岡山県春季 星島貴志 

 岡山県春季は5月の15日にありました。岡山大学に入学して水泳部に入って、1か月ほどしか経っていなかったので、すごく緊張をしたのを覚えています。しかし、仮入部期間にはいって一年生の仕事をし始めたばかりで、控え場所を確保したり、普段はとらないビデオをとったり、慣れないことに戸惑いながらも楽しんでいました。僕は50m自由形と100m自由形に出場したのですが、同じ種目に出場した先輩方が招集場所で声をかけてくださったり、応援を部員そろってしていたり、岡山大学水泳部のチーム感をすごく感じました。タイムはよくなかったのですが、すごく楽しむことが出来ました。


ジャパンオープン  中尾駿一

 今年のJapan Openは例年通り東京の辰巳で開催されました。
リオオリンピックの選考会であった日本選手権の約
1ヶ月後という事で、選考会ならではの張り詰めたような雰囲気が少し残っていたような気がしました。
リオオリンピックへの出場が決まった選手も多数出場しており、世界のレベルを肌で感じる事が出来る数少ない大会となりました。

岡山大学からは4年の内海壮一、2年の市原愛夏、1年の樋口淳哉、そして3年の中尾駿一と各学年1名ずつが出場しました。
私は
50mバタフライと50m背泳ぎに出場しましたが、結果は両者ともベストタイムでバタフライでは3位、背泳ぎでは2位に入賞する事が出来ました。
全日本レベルでの表彰台は自身初であったため大変嬉しかったと共に、今後の自信に繋がりました。


五県予選  ・本選   前田彩花

 4年ぶりに岡山大学から大人数での参加となりました。私は岡山出身なので、この試合は今回で7回目でした。初遠征も五県本選であり、たくさん思い出のある試合で、とても懐かしく感じました。
 五県対抗は中国地方の五県が点数を競う試合です。私もなんとか点に絡むことができてよかったです() 1番盛り上がるのはリレーの応援で、各県がエールをしてプールサイドで飛び跳ねながら声が枯れるまで応援をします。
 岡山県は今年も総合優勝し、なんと7連覇を成し遂げることができました!今後も岡山スイマーの活躍が楽しみです!そして1人でも多くの岡山スイマーが岡山大学水泳部に入ってきてくれることを願っています。

岡山県インカレ 小杉裕康

 二回生の小杉裕康です。岡山県インカレに出場するのは今回が二回目となりました。この大会はインカレの標準記録を突破していない人のみが出るということで かなりピリピリとした雰囲気がありました。およそ一週間前からテーパーをかけ、この日に体の調子を合わせて記録を狙うぞ!という気持ちで挑みました。僕は 全国公の標準記録をまだ切っていないのでその記録を出すことが目標でした。去年よりもより一層全国公に出たいという気持ちが強かったことを覚えています。 結果は僕が出場した50m自由形、100m自由形ともにベストが出ました。特に50m自由形では初の25秒台が出たのでうれしかったです。しかし標準記録にはまだ遠く及びませんでした。ベストは出ましたが納得のいかないものとなりました。次は僕は全国交ではなくインカレの標準を狙う選手として出場するぞ!と思いました。

学水観戦記  尾道仁美 

 今 回の学水は、少数精鋭での参加となりました。この日は、外プールで水温も低め、さらにパラパラ雨が降っていたので、肌寒かったのを覚えています。また、初 めてのプールと長谷川さんのエールは新鮮でした。少人数なのでスタンドは寂しかったのですが、2・3人で順番に応援も頑張りました。この大会は、参加人数 は少ないですが、大学生の試合だということもあり、会場は賑やかで楽しかったです。
 私は、100m200mの平泳ぎに出場しました。ベストは出ませんでしたが、100mは 初めて3位で表彰台に乗ることができました。表彰されるときに、スタンドから名前を呼んでもらうことはとても嬉しかったですし、憧れていた「バンザーイ! バンザーイ!バンザーイ!」もうまくできました。もっと良いタイムで、もっと大きな大会で表彰台に乗れるようになりたいと思う言いきっかけになりました。 長水路シーズンの序盤のこの大会に、来年も機会があれば出場し、夏に向けて弾みをつけたいです。

五大  市原愛夏

 今年の五大は島根県で開催されました。
今年で2回目となった五大ですが、とても思い出に残る大会となりました。それは、水泳人生
12年にして初めて200m個 人メドレーに出場させていただいたためです。知る人ぞ知る、と言いますか、私の平泳ぎには少々難があったため、スクール時代も大学に入ってからも、平泳ぎ が含まれる個人メドレーに出場させてもらえることはありませんでした。しかし、大学2年になって革命が起きました。急にコツをつかんだのです。足の裏に水 が当たる感覚がある…感動しました。
初めての個人メドレーはとてもとてもきつかったです。
私個人の話はここまでにしておきます。
今年の岡大は女子部員が
1人も入ってこなかったため、少数での厳しい戦いとなりました。実際、1日目を終えた時には20点差で広島大学に負けていました。2日目に真衣さん、彩花が合流し、女子部員全員で戦い、最終的に1点差で逆転、連覇を果たしました。全員がチームのためを思って戦えた試合となりました。
毎年恒例の
1年生のスタンツも、今年は観客席側で楽しませていただきました。男の子しかいない28ですが、おもしろかったです、最高でした。
来年も楽しみです。

中四インカレ  長谷川顕

 今回の中四インカレでは男女とも優勝することができ、男子13連覇、女子12連覇を達成することができました。特に女子部員の数が少なく、少し心配された本大会はマネージャーの高瀬も400m個人メドレーと800m自由形に出場したのが印象的でした。そういった意味で、これまでとは違った形でチーム一丸となって臨んだ試合だったと思います。  
 僕が
1年生の時に大学ベストを出した会場での同じ中四インカレでした。特に1500はインカレ標準を切れてなく全国公でも1500がないので、この試合が最後になるかもしれないといった状況の中で特別な思いで泳ぎました。調子も悪くなく、きっとタイムが出ると意気込んで臨みましたが、まさかの1400の鐘を聞き逃し1550泳いでしまうという。(笑)ある意味記憶に残るレースになりました。何とも言えない1500でしたが、いい泳ぎができたので次の日には切り替えができました。翌日の400では大学ベストで泳ぐができ、リレーも楽しめました。この大会では、本当に最後まで何が起きるかわからないということを実感しましたが、楽しくできることが一番だなと思いました。  
 これからも連覇を続けて、中四国から全国の舞台で活躍していく岡山大学を応援しています。

香川JO  藤井亮佑

 今回、香川JOに は主にインカレ標準を突破できていない選手が参加した。この試合はいわゆるインカレ突破に向けての「ラストチャンス」の試合だった。スタート台に羽がつい ているらしいという噂もあり、スタートが命のスプリンターたちは試合前まではスタートをばっちり決めて絶対に切ってやるぞというオーラがむんむんと出てい た。だが、会場のプールを見て、スタートが命のスプリンターたちは愕然とした。なんと、スタート台に羽はなかったのだ。(私は100m 背泳ぎだけのエントリーのため特に何も思わなかった。)しかもいざ飛んでみるとつるつる滑るではないか。目の前に立ちふさがる現実にスタートが命のスプリ ンターたちは憤慨していた。しかし、逆境に強いのがわがチームのスプリンターたち。羽がないのなら泳ぎで取り返せばいい。滑るのならスタート台も足の裏も しっかりふけばいい。この試合において新たに3種目でインカレ標準を突破した種目が出たのだが、全てスタートが命のスプリンターたちが突破した。彼らの創意工夫で、見事、逆境をはねのけて見せたのだった。
私も来年こそはインカレ標準を突破したいと思います。


全国公   則正茉奈果

 4度目の全国公。お決まりの書き始め、ご了承ください()会 場は京都アクアリーナということで、関西出身の私からすると懐かしい会場でのレースとなりました。全国公は私にとって大変思い入れの深い大会の一つでし た。1年生の時には右も左もわかっていない状態で出場させてもらったにも関わらず、2継での優勝を経験させていただき、あの時の感動や高揚感は未だに鮮明 に覚えています。一緒にリレーで戦わせていただいた先輩たちの姿がカッコよくて、1年生ながらに「自分もあんな姿を見せられる先輩になりたい」なんて思っ ていました。それが気付けば自分がその4年生になっていて、この3年半は過ぎれば本当に早くって、「先輩」としても「女子主将」としても、本当に未熟で力 不足であったと感じています。今年一年は女子新入部員がおらず、女子は10人、うち選手7人という少数体制で、一人一人がその中でそれぞれにすごく頑張っ てくれました。特にリレーメンバーなんて試合では自分のレースに加え、リレー3種目。プレッシャーも負担も、ほんとに大変だったと思います。真衣・愛夏、 2日で10レース本当にお疲れ様!!彩花、来年はもちろん10レース、期待してるね()と にもかくにも、今は一人でも多くの女子部員の獲得を願うばかりです。そして、何としてでも最低現状維持と臨んだ今大会でしたが、女子は順位を一つ下げる結 果に終わってしまいました。ですが、ガウンを着てレースに向かう後輩たちの姿が頼もしく、少数ながらにしっかり戦えたんじゃないかと思います。いつも皆ん なに頼ってばかりの4年 生でごめんなさい。それでも、私個人としては2継でベストで泳げたことは、最後のインカレに向けての弾みになったし、自信にもなりました。同期の引退レー スはやっぱりどこか寂しさとか感慨深いものがあったし、最後まで会場に来て応援してくれる親や、わざわざ足を運んで見に来てくださるOBOGの方々には心から感謝の気持ちでいっぱいでしたし、もうここまできたらやりきるしかないという思いで会場をあとにしたのを覚えています。最後の打ち上げまで、本当に楽しい大会でした!これからはOGとして、一緒に戦うつもりで皆んなを応援しています。がんばれ!!

インカレ  松尾賢

 4回目のインカレ を終了して思うことは、とにかく4年間早かったなと。水泳人生の全てをこの大会にかけて挑みましたが、個人的には水泳人生で最も悔しい大会になりました。 締めくくりがこのような形では納得いくわけがないとまで思うのですが、水泳ではない次のステップで倍返しできるように頑張っていきたいと思っています。 チームとしては過去最高得点と2年連続メドレーリレーB決を果たすことができ、主将としては少し報われた気がしています。  
 この4年間を振り返ると、たくさんの方の支えの下で自分は成り立っているのだなと思います。経済的な面では両親や
OBOGの 皆様の補助に幾度となく助けられてきましたし、技術的な面や、精神的な面では先輩、後輩、同期、全国各地のライバルがいたからこそここまで頑張ってこれた と本当に思います。自分を見失いかけているときや、うまくいかないときは頼れる人に存分に甘えてきました。自分が下級生のときは特にそうだった気がしま す。当時は今ほど助けられてたなという実感は若さゆえにありませんでしたが、自分が上級生になり、甘えてばかりいられない状況を経験してきて特にそう思い ます。一つ後悔していることをここで述べるとすれば、上級生になっても、主将であっても自分がしっかりしないといけないと思い込みすぎる必要はなく、もっ と同期や後輩に甘えてもよかったかなと思います。助けられてなんぼだと思います。その分、助けを求められたときや、助けを欲している仲間がいれば自分にで きることをしてあげることが大切なのかなと今思います。 
 速くなりたければ、強くなりたければ、自分の周りにいる仲間を大切にし、頼り頼られることができるようになることが一番だと思う、前主将でした。これを読んだ方は、少し考えてみてはいかがでしょうか。偉そうな長文失礼しました。

 OB戦,香大戦  古賀颯

 今年のOB戦は,例年通りオフ明けの9月24日に岡山大学プールで開催されました。
一年生は全種目,また現役部員全員400mバタフライを泳ぐというとても過酷な大会でした。僕は一年生なので全種目泳ぎました。オフ明けということもあり,二週間まったく練習していなかったのですごく辛かったですが,普段の大会ではあまり泳がない種目に出場し,またOBの皆様と一緒に泳ぐことができ,すごく楽しかったです。
 また,OB戦の二日後に岡山大学プールで香大戦が行われました。この日は午前中天候が悪く開催が危ぶまれましたが,午後はなんとか開催できるまでに回復したのでよかったです。香大戦もOB戦と同様に一年生は全種目に出場しました。とてつもなくきつかったですが,他大学と交流することはあまりないので良い機会だったなと思いました。
 最後になりますが,お忙しい中足を運んで下さったOBの皆様,香川大学の皆様ありがとうございました。今後ともご支援,ご声援をよろしくお願い致します。

愛媛秋季  田之上将太

 109日 に愛媛県のアクアパレットまつやまで行われた愛媛秋季に出場しました。この大会が新チーム発足後の初めての試合となり、チーム全体として新しい気持ちで臨 みました。大会の前日には講師の方をお招きし、他の中四国の大学とともに水泳に関するセミナーに参加しました。とても貴重なお話ばかりで、その後の練習に 生かされるようなものや、意識の改善等でたくさん学ぶことができました。試合についてですが、僕は試合が行われたアクアパレットまつやまで泳ぐのは初めて で、どのようなプールかわからなかったのですが、以前から泳ぎやすくとてもタイムが出るという話を聞いていたため、この愛媛秋季は前々からすごく楽しみに していました。結果から言いますと、噂通りとても泳ぎやすく、僕は100m200mの自由形に出場したのですが2種目ともBESTで泳ぐことができました。冬のシーズンに向けてよいスタートがきれたと思います。オフ明けということもあり全体的にはあまりBESTは出ていない印象でしたが、チーム全体で盛り上がり良い開幕戦だったと思います。

ワールドカップ  樋口淳哉

 1025.26日に東京で行われた日本選手権(25m)FINAワールドカップ2016に出場させて頂きました。駿一さん、京香さん、僕の3人でしたが、笑いあり、ハプニングありの充実した遠征だったと思います。
 駿一さんは、半バタ、半バックの2種目で日本選手権決勝に残り、歴新を大きく更新しました。おめでとうございます。スプリントの種目という事で、周りの選手や外国選手は体が大きく、駿一さんのモデル体型はかなり目立ってました(
)決勝で戦う姿はとてもかっこよかったです。駿一さんの泳ぎから、いつも勇気を貰えます。ありがとうございます。僕も大きな大会で決勝、B決勝を泳げるようになりたいと切実に感じました。
 また、ジャマイカのアトキンソン選手が半ブレを28.64で泳ぎ、世界新記録を樹立しました。リアルタイムで観れて、鳥肌が立ちました。泳ぎ終わった後のアトキンソン選手の笑顔が素敵だったので印象に残っています。大会全体を通して見ると、オリンピックイヤーだったので、前回の大会より決勝ラインが上がってたように感じました。
来年は2回泳げるように頑張ります!!!

愛媛短水路  中市聖人

 少しずつ寒さが増してきた1113日。アクアパレット松山で行われた愛媛短水路に出場しました。冬の強化期の真只中ということもあり3種目エントリーのタフなレースをする人が目立ちました。当日は4時早朝にバスで愛媛に向かい試合が終わったのは7時前、岡山についた頃には10時を過ぎていました。身体に負担がかかるハードなスケジュールの中ではありましたがベストを更新するなど高パフォーマンスをしている選手はいました。一年間を通して出場する試合は20以上ありすべての試合に照準を合わせて調整をするわけにはいきません。その中でもコンスタントにベストに近いタイムやベストで泳ぐことは難しく、また大切なことであると感じました。そういう選手は大舞台でも強く、単純にかっこいいです。
 個人的に気になったのは出場した3種目すべてのレースでベストを更新した行徳さん、2種目で歴新を更新した愛夏をはじめとするlongチー ムの活躍です。毎日同じメニューを行っている選手の活躍は素直にうれしいですし、自信にもなります。ただ、岡山大学に入ってからチームの成長するスピード と自分の成長するスピードの違いは日を重ねるごとに大きく感じるようになっています。しかし、まだあきらめるには早すぎますし、何よりもう、あきらめるに は遅すぎるところまで来てしまいました。現状を受け入れ、力を蓄えます。今年の夏はきっと楽しめます。
 観戦記というより僕の自分語りになってしまいました。失礼しました。

愛媛フェデレーションカップ  今本隆之介

 この大会が愛媛最後の大会と考えるとかなり感慨深いものがあります。
今までの先輩たちが、もう俺ら愛媛大会出場するのこれが最後だわ~とつい最近言っていたように感じますが、それをまさか自分が言う立場になろうとは。
光陰矢の如しとは言いますが時の流れの速さに驚くばかりです。
しかしこの時自分は体調を崩していて碌に練習に参加することができておらず正直不安な気持ちでいっぱいでした。
案の定タイムも泳ぎもボロボロでベストタイムには程遠いものとなってしまい自分の出身地愛媛最後の大会を終えることとなってしまいました。
泳ぐ前まではあきらめない、行けると思って臨みましたが実際に泳いでみると体が思うように動かず、撃沈してしまいました。
当たり前のことですが体調には十分気を付けたうえで日々を過ごすべきだと今更ですが改めて身に沁みました。


福岡冬季短水路  行徳健汰

今 年度から、九州学生連盟の主催するこの大会に中四国の大学も参加させていただけるようになり、岡山大学からも数名ではありますが参加しました。鹿屋体育大 学、福岡大学をはじめとする九州の実力のある選手たちとのレースとなり、非常に有意義な大会となりました。結果としては引き継ぎベストを含めると全員がベ ストタイムを出し、中尾の50mFr21秒台に突入、教育実習で約4週間練習ができていなかった藤井の謎の200mBa2秒ベストなど、良いレースが多々見られる大会になったと思います。200mメドレーリレー、200mリレーでは優勝し、岡山大学のスプリント力をアピールすることができました。九州の高校生も参加していたので、岡山大学水泳部のPRとしても良い大会になりました。

兵庫短水路  舩越 香帆 

 18日・9日に尼崎スポーツの森において兵庫短水路選手権に出場してきました。成人式と日程が重なったこともあり、少数での参加となりました。2016年 の年末は鹿屋体育大学で合同練習をさせていただいたグループ、兵庫で合宿を行ったグループ、そして東京で合宿を行った選手と、それぞれ分かれて強化を行っ てまいりました。それらの合宿の疲労や各々の身体の故障、年が明けて割とすぐということもあり、選手の身体のコンディションは決して万全ではなかったかも しれませんが、ベストやベストにかなり近いタイムを叩き出す選手も多かったです。
 私自身は400m個人メドレー・200m個人メドレー・100mバタフライの3種目に出場し、後の2種目において運良くB決勝に進むことができ、大会2日目は合計4回泳ぐことができました。まだまだタイムは良くないですし、疲労もありましたが、1日に何レースも泳げることは幸せなことだと改めて感じました。今大会はOGの未歩さんが高校の先生として引率でいらっしゃって、私たち水泳部員を応援してくださいました。夏の大会ぶりにお会いすることができて、あたたかい言葉もいただき光栄でした。
 いよいよ次は冬季のメインの試合になります!山口県ジュニア・九州カップ・きららカップとありますが、九州カップは本当に久しぶりにチーム全員で臨める大会になると思うので楽しみです!



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