観戦記 平成28年度入学~令和元年度入学部員


全国公  古賀颯
810,11日鹿児島県の鴨池公園プールにて全国国公立大学選手権大会が開催されました。シード権獲得と目標のベスト率を突破することを目指して部員一人一人が自分にできることを最大限に果たそうという気持ちで挑みました。またこの大会で僕と同期の優介は引退となりました。
 僕の事を話すと、初日は4×100mメドレーリレー予選で背泳ぎを任せていただきました。去年と同様にレース数の多い大海の温存要員として泳ぎましたが、今年も無事決勝に残る事ができました。一泳のタイムは大学ベストを100分の1秒更新し、生涯ベストまではあと0.3秒とまずまずの結果でした。次の日は100m背泳ぎに出場させていただきました。人生で最後かもしれない100m背泳ぎを全力で泳ぎました。結果はベストを100分の4秒更新し、長水路では大学で初めてベストを出しました。ここまでくるのに相当な時間がかかってしまいましたが、最後のレースで悔いなく終えられたのでとても満足しています。そして沢山の人からの応援がとても嬉しかったです。ありがとうございました。



山口JO予選  田之上将太

 22324日に山口県で開催された山口JO予選に出場しました。毎年、冬のメインは福岡で開催される九州カップに出場していましたが、チーム志ではこの山口JO予選をメインとしたため、全員での参加となりました。

  冬のメインということもあり、チームとしての盛り上がりや各個人のレースに対する思いが強く、とてもいい雰囲気で臨めていたのを覚えています。さらには、 きららプールの短水路という最高の環境ということで、非常にベスト率の高い試合でもありました。部員の中には、大幅にベストを更新したことやインカレや全 国公などの標準を突破したことで、この試合がその後の飛躍のきっかけとなった、という部員も多かったのではないかなと思います。

 自分自身の結果としては50mバタフライでベスト、100mバタフライではベストタイの記録を出すことができました。2種目ともしばらくの間タイムが停滞していたのでとても嬉しかったのを覚えています。また、100m バタフライに関してはインカレ標準を目指したチャレンジレースにも出場しました。私は、この試合が初めてのチャレンジレース出場だったことに加え、会場に いるほとんどの人々がレースに注目し、声援を送ってくれていたため、久しぶりにレースで緊張しました。残念ながら緊張には打ち勝てずにタイムを落としてし まいましたが、いつものレースとは一味違った新しい刺激を受けることができ、とてもいい経験ができたと思います。



学水  畠中優介

今年度の学水は68.9日に香川県立総合水泳プールで行われました。このプールは僕が高校3年 の頃の四国高校総体が行われたプールであり、個人的に思い出深いプールでした。この時期の僕は絶賛不調中で全くベストが出なくなっている時期でした。この 大会でなんとかベストを出して、中四、全国公に向けて弾みをつけたいと思っていましたが、結局いいタイムを出せず、落ち込んで岡山に帰ってきたことを覚え ています。あまりいい思い出ではないですが、最後のこのプールで泳げてよかったとは思います。

全体を見てみると、僕のようにS1種 目に出ていた選手もいれば、いつもは出ない種目に出ていた選手もいました。ベストを出している選手も何人かいて、いい雰囲気の中終われた大会だったと思い ます。2019年度初めてのアウトプールの大会だったので、みんなそれぞれの目標を持って泳げていたかなと感じました。やはり、全員で出る試合は応援や雰 囲気も盛り上がっていいですね。




ワールドカップ  樋口淳哉
4年連続ワールドカップの観戦記を書くことになりました。別の大会を書かせてくれよ、と毎年若鮎の提出時期になると思っていましたが、引退した今となっては4年連続で出場できた自分を少し誇れるのかなと思います。

大 学水泳では過去の自分と心の中で戦うことが多く、なかなか満足にいくものではありませんでした。タイムを求めていたのか、それとも胸を張れるような名誉を 求めていたのか、どちらでもなく、おそらく自分が経験した過去の満足感や達成感を超えるような瞬間を追求していたのだと思います。

その一瞬のために楽しい大学生活の時間を削って、後輩の皆さんは毎日朝早くから練習しています。本当に凄いと思います!なので、沢山練習して、沢山辛い思いして、ワールドカップくらい出場できる選手になって下さい!応援しています!頑張ってください。 



 
中四インカレ  福田瞳

629日〜630日まで児島マリンプールで行われました。

 自分たちで運営しながらのレースとなりました。暑い中、たくさんのOB.OGの方々や岡山県の水泳関係者の方に協力していただきスムーズに競技を進めることができました。ありがとうございました。優花もレースに出場しながら先頭に立って頑張っていました。

 大会の前日から全員で会場の準備をし、その日は日が暮れるまで作業しました。暑い中準備を行ったのでみんなクタクタだったのを覚えています。正直、大会会場を作るのがこんなにしんどいとは思ってもいませんでした。いつも与えられている環境に感謝しないといけないと感じた1日でした。

 大会が行われる2日 間はどちらも雨予想でした。児島で役員をするのは大変だな…と思っていたのですが、土曜日は朝から快晴。日曜日は予選雨が降りましたが決勝が始まると雨が 上がり、太陽が出てきました。これが岡大パワーです。良い天気にも恵まれて試合の運営ができ、本当に運が良かったと思います。

 試合の結果としては男子は総合16連覇、女子は総合2位でした。女子は人数が少なく、1日 に複数レースを全力で泳ぎ切りましたがあと一歩届かず、悔しい結果となりました。今年は、どの大会もエントリー前から話し合って種目が被らないように、得 点をなるべく多く稼げる距離を優先してきたので普段泳がない種目に出場することもありました。みんながチームのために戦ってくれた分、この結果はとても悔 しかったですがチームで一つになって試合に挑むことができたので本当に楽しかったです。

 来年は男女共に総合優勝できるよう頑張って欲しいと思います。 



インカレ  星島貴志

2019年 9月6日(金)~8日(日)、第95回日本学生選手権水泳競技大会が行われました。今年の会場は東京の辰巳で、隣にアクアティクスセンターが見えていました。僕が1年生の時も辰巳だったので、初めてのインカレと最後のインカレが同じ会場という、なんとも言えない大会となりました。標準記録が大きく上がったせいか、参加人数は1465人とこの4年間で最も少ないものとなりましたが、中四国支部は81人と4年間で最も多くなっていました。中四国の他の大学も力をつけてきているので、岡大も負けてられませんね。

競技はやはり、僕の出場種目の50m自 由形から始まりました。僕の友達も多く出場していましたが、みんな結果は良くなかったみたいです。結果は中央大学の川根選手が優勝しました。この種目は最 もスピード感のあるレースで、観るのも泳ぐのも好きなのでとても興奮しました。どのレースも興奮しましたが、最も興奮したのは男子100m平泳ぎ決勝と、男子100mバタフライ決勝ですね。100m平泳ぎは福岡大学の原口くんがまさかの優勝で驚愕しました。また、100mバタフライは石川選手が優勝しましたが、ターンした後水中でワープしたように2位に大きく差をつけて浮き上がってきて、一緒に見ていた優介と本当に叫んでしまいました。5111の日本歴代2位の好記録で、次の日本のバタフライ界を牽引するのはこの選手かな、と思わせる泳ぎでした。また、2年生ながら女子400m個人メドレーを優勝した柏崎清花選手もこれからも応援していこうと思いました。

もちろん岡大水泳部員も応援しているので、これからも頑張ってほしいです。




山口県ジュニア  行徳克斗

慣れ親しんだホテルで前泊し、ついつい食べ過ぎてしまう朝食を食べて出発しました。何度泳いだかわからないが岡大水泳部はいつもお世話になっているプールが今回の会場となります。新年1発 目の試合ということで、年末年始それぞれやってきたことを出すぞという意気込みを持ったものがほとんどだったと思います。個人的にはこのプールにはいい思 い出がなく、やや弱気でした。しかし、今回年末に早崎くんの鬼のメニューを泳ぎきったということが自分の中で自信になっていたと感じます。当の本人は、全 試合の愛媛フェデレーションにて骨折し、戦線離脱中であることも一応書いておきます。

山口県ジュニアは、文字通り、ジュニアたちの大会であって大学生の出場者は少ないです。そのため、身長が半分くらいなのではないかと思うくらいのちびっこと泳ぐ光景も見られました。しかし、山口県のちびっこは、速いです。

チームとして最初は悪くない滑り出しを切りました。個人的な話になりますが、400の個人メドレーでインカレを突破することができました。レースの結果を総括すると、ベスト率は悪くなかったと思います。ベストではなかった人もこれからのシーズンに向けての課題を見つけられた収穫の多い試合だったと感じます。 



山口県選手権    國本大海

201976,7日にきらら博記念公園水泳プールにて山口県選手権が行われました。今回は五大と重なっていたため一人での参加となりました。前の週に中四インカレがあり少し疲労は溜まっていたものの慣れ親しんだプールであり、さらに200m個人メドレーの国体のメンバー入りを目指していたためやる気は十分、調子も最高でした。

一日目は200m自由形で予選から既にベストの予感がしつつ決勝では周りの高校生をぶっちぎって、もちろんベストで泳ぎ、200m個人メドレーへの良い滑り出しとなりました。二日目はメインレースの200m個人メドレーは見事国体標準を突破し、2019年シーズン最速のタイムをたたき出しました。国体標準は突破したものの同日に九州学生も行われており、結局山口県ランキングは3位となり国体選抜に選ばれることはできませんでした。

総合的に見れば2種 目ともにベストで国体標準も突破と、夏のメインレースがはじまる前にこれだけ調子が良いというのは最高の流れだったと思っています。また、この山口県選手 権は自分の中でとても大切な大会となりました。普段からも山口県で行われる大会には積極的に出場するようにしていますし、それが山口県に対しての恩返しだ と思っています。今回は恩師に最後に自分の最高のレースを恩返しとして最高の形で送れたのではないかと思っています。

最高の恩師でした。いままでありがとうございました


山口JO予選  早﨑翔紀

2019年2月23・24日に山口きらら博記念公園プールにて山口県JO予選会が行われました。冬のメインの大会であり、チームの雰囲気も良い状態でした。

チームの結果としては、主要大会全員ベストという目標を達成することはできませんでしたが、ベスト率42%と次につながる結果となりました。実際に、新たに課題が見つかったという声も多く、春休みの強化や夏の大会に向けて着々と準備が進んでいる段階にあったと思います。

個人的には、12月の愛媛フェデレーションで骨折をして以来の試合でした。けがが治ってから試合まで1か月の練習で、体力や泳ぎに不安が残ったままのレースとなりました。結果としては、100と200の平泳ぎの両種目でベストを更新できました。

け がをしたことで約1か月泳げませんでした。その結果、体が休まり、また泳ぎを深く考え直すきっかけになったためにベストがでたのではないかと思います。け がをすると泳げなくなり、焦ってしまう気持ちはわかりますが、その泳げない期間に自分に何が必要か、今何をすべきかを考えて、少しでも成長することが大切 だと学びました。




岡山県春季  三島優花

512日に岡山県春季が行われました。1年生が新しくチームに加わり、新体制になって初の大会でした。今年はエントリーの関係で1年生は大会に出場することができなかったため、部の仕事をメインに頑張ってもらいました。01にとっては初めての大会で、慣れない仕事にも一生懸命取り組んでくれていました。レースには24年 生が出場しました。専門外の種目にエントリーした選手が多く、みんな楽しそうにレースをしていていました。選手たちの普段あまり泳がない種目のレースが見 れて、応援しているときも楽しかったです。個人的な感想としては、私はインカレの標準記録が切れてない種目があったので2種 目とも専門種目でエントリーしたのですが、思うようなタイムは出せませんでした。岡山県の女子の平泳ぎはレベルが高く、周りに引っ張ってもらおうと思った のですが、標準記録には一歩及びませんでした。岡山の平泳ぎの選手は、みんな全国大会の決勝で戦える力を持っているので、すごく刺激をもらえます。これか らも岡山県の選手たちに良い刺激をもらいながら、勝負していきたいと思います。 



山口県室内選手権  三宅昂

311日から17日まで一週間にわたる山口合宿の最終日である317日に、山口県室内選手権に出場しました。種目は50m自由形、50m平泳ぎ、100m平泳ぎに出場しました。合宿5日目ごろから肩を痛めてしまい、自由形が全く泳げなくなり、まともなレースになるのかという不安を抱えての出場でしたが、無事全レースこなすことが出来ました。

そしてこの大会は、自分にとって長水路で平泳ぎを泳いだ、最初で最後の大会になりました。前年の12月の愛媛フェデレーションからこの年の5月の岡山県春季までの約半年間、平泳ぎに挑戦しましたが、本当にいい経験になったなと思います。今は背泳ぎ専門に戻り、全国公を目指していますが、平泳ぎを頑張ったあの期間の練習も今の泳ぎにつながっていると思います。また、この大会で出した50m平泳ぎのタイムが、短い間ではありましたが、歴代10傑に載ったこともいい思い出です。

こ の大会は、毎年合宿最終日に出場するのが恒例の大会で、専門外の種目、距離に出場する選手も多い大会です。合宿の疲労でベストが出ないことの方が多いです が、疲れが残る中で、どの部員も生き生きとしてレースに臨んでいる印象です。今回の大会も、出場した部員全員、いい雰囲気でレースが出来たように思いま す。

そして個人的には、次の山口県室内が、出場する最後の山口県室内になります。最後の山口県室内は、50m背泳ぎで10傑入りを狙ってみようと思っています。 

 


愛媛フェデレーション  掛水健太郎

愛媛フェデレーションは128日に愛媛県のアクアパレットまつやまにて行われました。2019年最後の試合ということで、どの選手もいい形で2019年を締めくくられるよう士気の高い状態で挑めたのではないかと思います。ベスト率を見ても、全体で39.4%という記録になり新チームの目標であるベスト率30%もクリアすることができ、良い雰囲気で締めくくれました。個人としての記録は理想ではなかったものの、2020年に繋げるための課題が多く発見でき収穫のあった試合でした。

個人の話にはなりますが、10月から再び岡山大学水泳部にお世話していただけることになり、約1年ぶりに出場した11月の愛媛短水路では200メートル個人メドレーでベストプラス1秒弱の記録だったので、もっと泳げないだろうと思っていた自分にとっては嬉しかったのを覚えています。それから約1か月後の本試合なら、ベストが出るのではないかと期待していました。結果は11月の愛媛短水路の記録よりも1秒遅くなっており、同じプールで泳いだのにこの記録の原因は何だろうと考えました。この1か月でのトレーニングを思い出し、どこを修正すればよいか見直す機会になりました。

大学生活も折り返し地点を過ぎようとしているので、これからの練習ではもっと頭を使い、より水泳の面白さに浸かっていけれたらいいなと思います。



山口JO予選  川原大雅
山口JO予選は623日に山口きらら博記念公園プールにて行われました。この試合は、インカレ・全国公を狙うことが出来るラスト短水路として出場した大会だったため、5人という少ない人数で臨みました。結果としては、誰一人、ひとつもベストが出ないという悔しさだけが残った大会でした。僕自身もベストタイムに0.04足 りず、ラストチャンスに自分の最大限の力をぶつけることができませんでした。やはり、「次がある」という言葉を使えない大会なだけにシリアスな印象が残り ます。ただ、このような感情を自分の成長の糧にすることが出来るかどうかが、すごく大切だと思いました。この大会の後でインカレを諦めかけてしまっていた 時に、同じ大会に出場されていた将太さんに「まだインカレのチャンスはあるんだ」と言葉をかけられた時にダメだった結果を次に繋がなければいけないという ことを再確認出来ました。実際に夏でインカレの出場権を獲得した先輩を見ると僕もまだまだ弱さがあったと感じます。ラストチャンスまでずるずると引き伸ば さないことはもちろんですが、次は僕が強い気持ちを持って後輩を引っ張ることができるような先輩になりたいという目標を持つことができた、僕の中ですごく 大きな転機があった大会でした。



きららカップ2019  桂実津季
冬 シーズンは長水路の試合に出場する機会があまりなく、長水路で今どのくらい泳げるのかという確認も含めて久しぶりに長水路で泳ぎたいと思い、きららカップ に出場しました。夏から過呼吸が続き冬になってもなかなか良くならず、ずっと満足のいく練習ができていなかったため、散々な結果となりました。きららカッ プには中学生の頃からずっと出ており、毎年トップ選手が出場しています。ほぼ同じ泳力の人と泳いだり、トップ選手と泳ぐことができたり、きららカップはい つも良い経験ができます。冬シーズンではあまりない長水路の試合であり、また、トップ選手の泳ぎを間近で見ることができる貴重な試合なので、きららカップ にはできれば毎年出場したいと思っています。年々トップ選手の出場人数が増えてきているため、きららカップの標準記録は上がってきていて出場するのが厳し くなってきているので、標準記録を切りできれば毎年出場したいと思っています。 


津田チャンピオンズカップ  柳知希
413.14日に三重県の鈴鹿スポーツガーデンにて津田チャンピオンズカップに出場しました。ここ何年もこの試合への出場は岡山大学からはなく、なんなら始めてなのではないでしょうか。今回は6人と少人数の出場でした。出場者がとても多く、春のJOCのように長水路のプールを二面に男子と女子に分けて大会が運営されており、普段なかなか味わえないような独特な雰囲気だった気がします。僕は1日目の200mで驚くほどしょうもない記録を出してしまいましたが、2日目の100mでほんの少しベストを更新できました。この試合は中京大学やTOYOTAなどレベルの高い選手が集まっておりどのレースも見ていて面白く、収穫の多い試合でした。その中でも男子100mバタフライでの淳哉さんのベストはとても印象に残っています。僕はビューカムを撮っていました。


岡山県インカレ  松本由梨子

62日(日)に児島マリンプールにて第20回岡山県学生水泳選手権大会が行われました。

本大会はレースに出場する人と、役員として大会を運営する人と分かれての参加となりました。今年は平成30年 度入学の桂実津季を中心として運営が行われました。準備も前々からしてくれており、当日もかなり忙しく大変だったと思いますが、滞りなく試合を運営してく れました。また、運営に関わってくださった全ての方々、本当にありがとうございました。この場をお借りしてお礼を申し上げます。

私個人では、200mの平泳ぎと200mの個人メドレーに出場させていただきました。普段泳がないこの二つの種目にエントリーした理由は、五大のエントリーを100mの平泳ぎとあと1種目を何にするか決めるためでした。200mの平泳ぎは約5年ぶり、個人メドレーは人生初の出場でした。どちらもかなり課題の残るレースとなりました。結果から言うと、200mの平泳ぎに出場させていただくことにしました。冬シーズンの間はずっと50m100mばかり泳いでいたことを後悔しました。来シーズンは200mも泳いでいけるような練習もしていきたいと思います。



 

愛媛秋季  小川友子

2019 年10月6日にアクアパレットまつやまで行われた愛媛秋季に出場しました。この大会は、9月のオフが明けてから一発目の公式戦で、叶暉チームにとって初め ての試合でした。試合の前日に行ったミーティングでは、28の先輩方がいなくなってさみしい気持ちと、新チームがどんな感じになるのか、わくわくした気持 ちがありました。レースに関しては、香大戦の一週間後で疲労を完全に抜くことができていなかったので、気楽に泳ごうという気持ちで臨みました。

私 は50m自由形、100m背泳ぎ、女子50m×4フリーリレーに出場させていただきました。調子はあまりよくないと思っていましたが、背泳ぎとリレーの1 泳でベストを出すことができました。力まずに泳げたことが良かったのかなと思います。タイムはよかったですが、背泳ぎもクロールも冬の間に直すべき課題が たくさん見つかった試合でした。フォーム、ターン、飛び込みと、まだまだ伸びしろがあると思うので一つ一つ改善していきたいと思います。

また、全体のベスト率は25.8%と、目標の30.0% には届きませんでしたが、あと少しでベストだった部員も多く、新チームのスタートとして悪くはない結果だったと思います。これからもベスト率30.0%の 目標を達成できるように一人一人がチームのために頑張っていけたらなと思います。部員全員がそれぞれ、これからに向けて何らかの収穫があった試合だったと 思います。

 

 





中国春季  新谷哲平
5月に広島で開催される中国春季水泳競 技大会に出場しました。この大会は、今年度入学した1年生が岡山大学水泳部として出場する初の大会で、みんな緊張しながらも気合十分に望みました。僕個人 としては、受験期のブランクを抱えて挑んだレースで、レースプランの立て方が分からないどころか、泳ぎの技術や体力といった根本的な部分が多く欠けてお り、出場した2種目両方とも予選落ちで終えてしまいました。「泳いでいなかったのだから仕方がな い、そんなもんだ」とは思うけれど、それでも悔しかったのを覚えています。同じようにブランクがあったはずの同期たちには、ベストタイムを更新したり、表 彰台に登ったりとすでに活躍を見せる選手もいて、自分も負けていられない、すぐに調子を取り戻してやると強く思いました。また、出場された先輩たちの多く も、他を引き離して大差で優勝したり、出場種目全部で安定して表彰台を勝ち取ったりと、岡山大学水泳部の強さを見せつけられた試合でした。

熊本県選手権  塚原鉄

今年の熊本県選手権は例年通りアクアドームで行われました。アクアドームといえば今年はインターハイの舞台にもなったプールで、会場やプールサイドの広さは自分が知る限りでは全国トップクラスだと思っています。自分の中でもこれまで10年以上慣れ親しんでいい思い出も悪い思い出も詰まったプールでのレースとなりました。

こ のレースは、岡山大学に入学して以来ベストを更新し続けていたところでしかも慣れているプールということもあり今回もベストいけるだろというノリで泳ぐ前 から自信満々でした。メインとしていた100m自由形は、予選から力を抑えつつもベストに近いタイムで泳げていたので決勝はさらにタイムを上げられると確 信していましたが、ワンチャン国体の代表が狙える位置に立つことになったので結局いつも通り吐き気を催す程度には緊張しました。

結果としては初の51秒台、そしてわずかに国体の標準記録を突破することができました。及第点といえる結果ではありましたが、国体出場にはあと二人追い越さなければならないので次は50秒台で国体代表&歴新更新目指して鍛えていきたいです。


 

愛媛短水路  卷幡樂
1110日、 アクアパレット松山で愛媛短水路が開催されました。大学に入学する前は正直水泳を続けるつもりがなかったので、またアクアパレットで泳ぐことが出来る、と 思うととてもワクワクしていました。そしてこの大会は愛媛秋季と違って大学生だけでなく愛媛の色んなチームが参加する大会だったので、久しぶりに会うコー チや友達の前で情けない泳ぎは見せられないと思い、少し緊張気味でした。それまでの練習でかなりスピードが出せるようになってきていたので、200m 個人メドレーではタイムを出せると思っていましたが逆に色んなことを考えすぎたせいか、納得のいく泳ぎが出来ませんでした。いつもなら少し気持ちを落とし てしまうところでしたが、少し話しに行くと自分のラップを全部書いて待ってくれていたコーチや、「また一緒に泳げて嬉しい!」と言ってくれるライバル達の おかげで、自分らしい泳ぎをしよう、と切り替えることが出来ました。やっぱり地元は良いな、と改めて感じました。チーム全体としても、チーム目標であるベ スト率30%以上を達成することが出来たのでよかったと思います。愛媛県で沢山の人が自分のことを気にかけてくれていることを感じたので、自分は岡山で、まだまだ強くなって、もっともっと水泳を楽しんでいきたいです。
 

 

香大戦  森本剛平
令和元年9月28日、香川大学にて香大戦が行われました。僕にとっては大学で最も過酷な試合でした。それもそのはず、出場種目数が14種目+リ レーと多すぎたためです。最初の種目は400m自由形という名の400mバタフライでした。一番初めの種目ですがこれがメイン種目でした。なぜかわからな いですけど01で僕だけ違う組でした。同期とともに泳ぎたかったです。ターンの時に壁につかまって休憩していたことを覚えています。そのあとに100m種 目でした。「またバタフライ…」と思いながら100mバタフライを泳ぎました。そのあとからただでさえ休憩が短いのに組が前になっていきました。人よりも 長く休憩がいる人のはずなのにです。200m種目になると組は落ち着いていましたが、一緒に泳ぐのがずっと友子と樂でした。2学期に教養の授業を一緒に受 けていた「環境問題メンバー」というやつです。その時樂がハイになっていて疲れているはずなのに普通に速かったのを覚えています。ここまでを終えて10種 目、残るは50m種目とリレーです。この時点でもう疲れきっていて50mでさえ泳ぎたくなかったです。そうは思いつつも50mなのであっさりと終ってしま いました。最後のリレーでは内容はよく覚えていませんが、一人一人違うことをしていました。僕はマッチを一気飲みしてから泳ぎました。最速で飲み切り見事 1位でした。少し変わった試合でしたが楽しめました。
 

 

 

 

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